医療機関の発行する広報誌は、採用・病院案内・患者さん向けの読み物など内容は様々です。
いざ制作するとなると、「どういった内容にしたらいいんだろう」「何を書けばいいのかわからない」と悩まれる方も多いでしょう。
そこで今回は、病院広報誌の役割やコンテンツ、作り方のポイントなどをわかりやすく解説していきます。
1.医療広報誌の種類と役割
医療広報誌とは?
ここで言う「医療広報誌」とは、医療機関の取組みや魅力についての情報発信を目的とした冊子を指します。
配布先から持ち帰ってゆっくり見返すことを想定しているため、持ち運びやすいサイズで作成されます。
目的に沿ったコミュニケーションのツール
研修医募集案内パンフレット、研修プログラムガイド
医学生・研修医向けのプログラムや募集の情報、病院の特徴や強み、アンケートやインタビュー記事など対象者が欲しい情報を届けます。
医師採用PR冊子
研修医、若手医師をはじめ、広く医師へ向けて、県・自治体の観光・グルメ、数字統計やサポート情報など、医療や移住の魅力を伝えるコンテンツを掲載します。
病院案内パンフレット
地域の医療機関や患者さん向けの病院案内です。
お知らせや検診の案内に加え、健康増進のアドバイスやよくある質問に答えるなど、一般の方の目線に合わせて制作します。
楽しく読める企画を継続することで、理解や交流の架け橋となることが期待できます。
→パンフレット・チラシ制作サービスについて
興味を引く読み物として
対象に「知ってもらう・親しみをもってもらう」ためには、読みたくなる工夫が必要です。
積極的に読んでもらうために、内容がイメージしやすい写真やイラストを豊富に使用します。
冊子とWebの特性を活かす
持ち帰って思い出してもらえる冊子、検索して広く読まれるWebなど、それぞれに良さがあります。
配布用に印刷した冊子を用意し、併せてWebサイトにPDFデータを掲載することで、より広い対象にアプローチすることができます。
2.医師採用PRのコンテンツ例
若手医師や指導医へのインタビュー
研修病院を選んだ理由、研修プログラムの特徴、病院内の協力体制や強み、経験した事例、地域医療連携、地域住民との交流、身についたスキル など
→ETTO(広島県地域医療支援センター様)制作事例を見る
地域での生活を紹介
オフの過ごし方、近隣の自然や観光の魅力、食やアクテビティ、福利厚生や働き方改革 など
→マテニ(北海道保険福祉部様)制作事例を見る
3.ユニバーサルデザインへの配慮
読み手の負担を軽くする工夫
ユニバーサルデザインとは「すべての人のためのデザイン」を指します。
読み手が情報を理解する際にできるだけ負担がかからないようにレイアウト・デザインを工夫します。
読まれる条件
訴求したい内容を、対象者へしっかり伝えられるよう配慮し構成を考えます。
可読性に配慮した配色(コントラスト)
白黒で印刷しても読むことができる、コントラストのはっきりした配色を選択します。
負担のない文字サイズ
A4サイズの用紙で12ポイントを目安として、行間や余白を適切に設けた文字の配置を心がけます。
長文を整理し文字数をコントロールすることで、文字の大きさを確保します。
インフォグラフィックスやピクトグラム
図や記号で文字情報を補完し、文字量を減らすことができます。
4.まとめ
民間医局クリエイティブでは、医療広報誌の制作に豊富な実績があり、企画立案から印刷までワンストップで対応しています。
「企画から制作までまとめて頼みたい」「広報誌をリニューアルしたい」「より効果のある広報誌にしたい」「手に取りたくなるデザインにしたい」といったお悩みやご相談について、気軽にお問合せください。
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