医療機関の想いや特色を視覚的に表現できるロゴの制作。
言葉だけでなくそれを形にすることで、イメージアップ・集患などの課題解決に向けた広報に活用することができます。
1.なぜ医療機関に「ロゴ」が必要なのか
医療機関がロゴの制作をすることで以下のようなメリットがあります。
認知度の向上
Webサイト、パンフレットなど広報ツールのデザインが統一されることで、強い訴求に繋がります。
さらに繰り返し目にすることで、認知度の向上を図ることができます。
訴求ポイントの言語化
制作にあたり医療機関の想いや特色を言葉にすることで、今後訴求していくポイントが明確になります。
また、ほかの広報ツールの制作の際にも、ロゴは配色やデザインの方向性を決める軸になります。
ロイヤルティの向上
医療機関の価値観やミッションを視覚的に伝える手段としても機能します。
職員が自院のロゴを誇りに思い自分たちの働く場所に愛着を持つことが期待できます。
2.ロゴ制作のポイントは?
医療機関のロゴ制作の際には、以下の3つのポイントをおさえましょう。
1. 情報の整理
ロゴを作成する前に、診療科目・治療方針、対象となる患者さん・診療に関わる医療従事者、価値観やミッションなど情報を整理します。
2. わかりやすいデザインにする
ロゴに込めたメッセージを一目で伝えることができるように、シンプルでわかりやすいデザインにしましょう。
また、多様な閲覧対象に配慮して、掲載サイズや配色など視認性にも気を配りましょう。
3. 医療機関のカラーを決める
ロゴに使用する色は、印象に大きく影響します。
赤は情熱や活力・青は信頼や安心・緑は自然や健康など、色が持つイメージを活用することができます。医療機関のカラーとしては青や緑が選ばれることが多いですが、差別化を図るため他の色を検討してみてもよいかもしれません。
医療機関の想いや特色に合った色を選ぶことで、打ち出すメッセージと受け取る印象が統一されて効果的な訴求が可能になります。
3.「民間医局クリエイティブ」によるロゴの制作事例
長崎大学病院 感染症医療人育成センター
コンセプト
「長崎の地の歴史と平和」を表現し、長崎県の県花「ウンゼンツツジ」の花びらをモチーフにしたロゴマークを制作しました。感染症医療人育成センターのオレンジとウンゼンツツジのピンク、そして長崎大学のブルーを中世ヨーロッパのステンドグラスのようなイメージで表現しています。
メッセージ
長崎の地の歴史と平和をイメージしたデザインを採用し、国際的な視野を持った活動を行っていることをアピールしています。このロゴマークを通じて、感染症医療の重要性や平和活動の意義を広く世界に伝え、同志との繋がりを深め、健康で豊かな社会の実現を目指します。
とちぎ地域医療支援センター
シンボルマーク
栃木県の形をモチーフに、「栃木」の「医療」は未来に向かっていくという願いを込めて「栃木」「医」「矢」の文字を組みあわせました。
栃木県の豊かな自然を表すグリーンを採用し、県を構成する25市町にちなんで25のパーツで制作しています。
ロゴタイプ
「とちぎ」のひらがなの語感を大切にし、温かみや親しみやすさなど栃木県ならではの魅力と、新しい人材・価値を創出したいという想いをやわらかなフォントで表しています。
その他の制作事例は以下からご覧ください。
→その他の制作事例はこちら
4.まとめ
医療機関がロゴを制作することのメリットとポイント、実際の制作事例をご紹介しました。
重要なのは医療機関それぞれが持つ想いや特色を言語化し、それをデザインに落とし込むスキルです。ロゴはいちど作ったら長く使われるものになりますので、プロの制作会社に依頼することをおすすめします。
当社は「民間医局」のブランドのもと、20年以上医療機関に寄り添ってきました。
実際の現場の声をクリエイティブに反映することを強みとしていますので、ロゴ制作をお考えの際にはぜひお問い合わせください。
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