採用サイトにおける一番の役割は、求職者に病院の理念や文化、教育体制や働く環境などの情報を提供することで、自分たちの魅力を伝えることです。
しかし「求職者が求める情報をどうしたらわかりやすく伝えられるか」という問題があります。
この問題を解決するために、「インフォグラフィック」という手法が非常に効果的です。
インフォグラフィックとは、数字や文章だけでは伝えきれない情報を、イラストやグラフを使って分かりやすく直感的に表現するデザインの手法です。
今回は、インフォグラフィックが採用サイトで効果的な理由と、実際の活用例をご紹介します。
インフォグラフィックとは:視覚的な情報伝達が可能
インフォグラフィックとはInformationとGraphicという2つの言葉を掛け合わせた造語になります。
インフォグラフィックは、文章だけでは伝えきれない膨大な情報を視覚的に表現できる、という点が優れており、近年では、ビジネスから政治・経済、教育まで、様々な分野で使用されています。
もちろん医療分野も例外ではありません。難しくとっつきにくい印象がある医療系は、インフォグラフィックとの相性抜群とも言えます。
採用サイトにおいては、求職者に病院の魅力を効果的に伝えることが重要です。せっかく求職者にアピールできる情報やデータがあっても、読まれなければ意味がありません。
ある研究では、「Webのテキストは20%程度しか読まれていない」という研究結果も出ています(ユーザーはいかにテキストを読まないか)。このように、テキスト中心の情報伝達は「難しそう」「読むのが疲れる」といった理由で敬遠されてしまう可能性があります。
そこでインフォグラフィックの出番です。
テキストに比べてインフォグラフィックは視覚的で親しみやすいため、求職者の目を引きやすくなります。また、色やイラストを使うことで、印象や記憶に残りやすくなるというメリットもあります。
さらに、インフォグラフィックは、SNSなどのソーシャルメディアでの拡散にも適しています。シェアされることで、求職者の興味を引きやすくなり、採用サイトへの訪問数を増やすことができます。
実際の例を見てみよう
ここで、弊社で制作したWebサイトのなかから実際にインフォグラフィックを使った例をご紹介します。
青森県の医療の魅力や医師にスポットライトをあてたサイトです。
このインフォグラフィックでは、青森県の医療の現状を日本地図を用いて表しています。
看護学科の魅力や受験情報についてまとめたサイトです。
「看護師、保健師、助産師の国家試験合格率100%」と文字で表すよりも、視覚的にその実績が伝わってきますね!
研修医の採用サイトです。
病院側が採用に効果がないと思っているようなデータでも、全てが初めてのことで不安を抱える学生にとっては研修先を判断する貴重な材料になります。
研修医向けの採用サイトでどのようなコンテンツを載せると効果的かについては、以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
医学生の心をつかむ!研修医採用サイト制作のポイント
インフォグラフィック活用例の探し方
まとめサイト
- INFOGRAPHIC.JP:様々な国内のインフォグラフィック活用例が見られます。つい時間を忘れて見入ってしまうので注意!
- SANKOU:Webサイトのギャラリー、リンク集ですが、カテゴリ検索でインフォグラフィックを使用しているサイトに絞ることができます。※カテゴリ検索「ステキなインフォグラフィックあり」をクリック
検索ワード「数字でみる 〇〇」
医療機関に絞って活用例が知りたい!という方におすすめなのはこちら。「数字で見る 病院」のキーワードでネット検索してみてください。
他病院のリアルな活用例が見られます。
まとめ
以上のように、インフォグラフィックは、複雑な情報を効果的に伝え、求職者の興味を引きやすくすることができます。採用活動においては、いかに自分たちの病院の魅力を伝えられるか、印象に残るかが他院との差別化になってきますので、ぜひ積極的に活用してみてください。
民間医局クリエイティブは、採用サイトの制作実績も豊富です。お困りごと、気になることがあればぜひ一度ご相談ください。
→お問い合わせはこちら