むかーしに作ったWebサイトを今も使い続けていませんか?
スマートフォンの普及により、患者さんが来院前に病院やクリニックのWebサイトをチェックし、複数の医療機関を比較検討することが当たり前となりました。看護師や医師が、転職先を探す場合も同様です。
「古い建物の病院」が嫌がられるように、「古いWebサイト」の病院は印象がよくありません。
いくら良い医療を提供していたとしても、いくら働きやすい環境であっても、Web サイトが古く、使い勝手が悪ければ、評価や信用は大きく下がってしまうのです。
そこで今回は、リニューアルを考えるべき「問題アリ!」な古いWeb サイトの特徴について解説していきます。
こんな方におすすめ
- リニューアルはしたいが、どうリニューアルすればいいかわからない…とお悩みの方
- 自院のサイトがイマドキ仕様になっているか気になる方
「問題アリ!」な古いWebサイトの特徴
1. Webサイトの表示が遅い
表示速度の改善は非常に重要です。なぜなら、Googleはユーザビリティ(使いやすさ)を重要視しており、表示速度が遅いことが検索順位にも影響を及ぼすためです。
Googleによればサイトの読み込みに3秒以上かかると53%のユーザーが閲覧を止め、離脱しているそうです。処理が重く、ページ移動する度に待たされるWebサイトは、ユーザーにとってストレスが非常に大きく、嫌悪感を与えてしまいます。
2. 画像が古い・低画質・目的に合っていない
画像はユーザーの目に最も入りやすく、インパクトを与えやすいため、使用画像のクオリティによっても印象の良し悪しが大きく左右されます。年代を感じる写真、画質が低い写真を使っているサイトは要注意です!
3. 更新が滞っている、情報発信が積極的に行われていない
「新着情報」が作ってから一度も更新していない!なんてことはありませんか?最新の情報を定期的にアップすることで、ユーザーからの信頼も高まり、さらにはGoogleからの評価も高くなります。
また、「掲載されている医師が在籍していない」や、逆に「新たに入職した医師がいるのに掲載されていない」「医師のプロフィールが古い」など、更新されていない情報があることもマイナスイメージになってしまいます。
自分たちで更新できる機能がないゆえに、更新が滞っているのかもしれません。CMSの導入も検討してみるとよいでしょう。
4. リクルートページがない
求職者は就職先を探す際に必ずWebサイトを閲覧します。そのような状況で、自院のWebサイトにリクルートページ(募集情報・福利厚生の紹介など)がないのは、採用の機会損失に繋がります。
採用に効果的なコンテンツについて解説した記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
医学生の心をつかむ!研修医採用サイト制作のポイント
5. レスポンシブ対応されていない
スマートフォンなど複数のデバイスでの閲覧に対応することを、「レスポンシブ対応」と言います。
自院のサイトをスマートフォンで検索してみてください。レスポンシブ対応がされているでしょうか?いまやスマートフォンは、インターネットを閲覧する際の端末としてPCを追い越すほど、国民の生活に浸透しています。そんななかで、スマートフォンで快適にWebサイトが見られないと、ユーザーの離脱の原因になってしまいますので、まず一番に見直すべき項目です。
レスポンシブ対応について詳しくは以下の記事をご覧ください
Webサイトの「レスポンシブデザイン」について
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6. SSL化されていない
自院のサイトのURLを確認してみてください。
「http:」から始まっていれば、SSL化されていないサイト、「https:」から始まっていればSSL化されたサイトということになります。
SSLとは、インターネット上でやりとりされるデータを暗号化して送受信する仕組みのことです。セキュリティーやSEOの観点から、近年作られるサイトでは対応がマストとなっています。
【知っておくと便利なWeb制作用語#02】SSL編
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7. 迷子になるホームページ
ナビゲーションが分かりにくい、導線設計にルールがない、階層が深すぎるなど、目的の情報までなかなか辿り着けないホームページもユーザーに強いストレスを与えます。
サイトを充実させるためにページを増やすことはいいのですが、無造作にリンクを張っていくとユーザーが迷子になりやすくなります。
特に医療機関のWebサイトは、急いで目的の情報を得たいユーザーも多く、使い勝手の悪いサイトはストレスを与えることになってしまいます。
いかがだったでしょうか。
自院のサイトに当てはまるものが一つでもあれば、リニューアルを検討するタイミングかもしれません。特に、競合する医療機関が多いエリアに自院がある場合は、選ばれる病院になるために早急な改善が必要です。
重要なのはユーザビリティの高さ
医療機関のWebサイトについては、真新しい機能よりも、「ユーザビリティ(使いやすさ)」の高さが非常に重要となります。
Webサイトにおける「ユーザビリティ」の高さは、たとえば以下のようなもので判断できます。
Point
- 読み込み時間が早い
- 知りたい情報を直ぐに探し出すことができる
- ボタンの位置が統一されており、リンク先の別ページでも操作が変わらない
- テキストが読みやすい
つまり、ユーザーが知りたい情報を手間をかけることなく迅速に入手することができるWebサイトです。
Web サイトは医療機関の「顔」です。
医療機関のWeb サイトは、集患や採用に大きく影響を与える重要なものであることをご理解いただき、「ユーザビリティ」の高いWebサイトを目指しましょう。
民間医局クリエイティブは、Webサイトのリニューアル実績も豊富です。気になっていることがあればぜひ一度ご相談ください。
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