広報のHowToを教えます!
前回の記事で「病院広報」がなぜ必要なのかはおわかりいただけたかと思います。
「病院にも広報が必要だってことはわかったけど、実際にどうやったらいいのかわからないよ!」という方のために、実際のHowToを紹介していきます。
重要なのは広報を戦略的に考えること。大きくは以下の2段階に分けられます。
- 目的を明確にする
- その目的に最適な手段=広報ツールを考える
1がもっとも重要で、誰に、何を、どのように伝え、何を得たいのかを練ることが、広報を成功に導く近道になります。
これがきちんと練られていないと、ただとりあえず作っただけのWebサイトやパンフレットができあがってしまいます。
せっかくお金と時間を使って広報をするのですから、効果のあるものにしたいですよね。
それでは各ステップについて、詳しく見ていきましょう。
目的を明確にする
まず「何を得たいのか」から逆算して考えると良いでしょう。
ゴールが病院案内なのか、集患なのか、リクルーティングなのか…。
最初に広報がしたいと思った理由があるはずです。まずはそこを明確にし、軸にしましょう。
次に「誰に」届けたいのかを考えます。
いわゆるターゲットと呼ばれるもので、性別・年齢・職業・居住区域など詳細であればあるほど良いです。
情報があふれる現代社会において、受け手側も自分に本当に必要な情報の選別に苦労しています。
その人たちが欲している情報を的確に届けるためには、ターゲットを絞り込み、相手にわかりやすく発信をすることが必要なのです。
最後に「何を」伝えるかを考えます。
この目的で、このターゲットに届けたいなら、どんなコンテンツを見せると効果的か。
例えばリクルーティングが目的で、ターゲットが学生であれば、自分が病院で働く姿をイメージしてもらえるように、病院の理念や、職場風景、先輩たちのインタビューを載せたい、といった具合です。
「ゴール」と「ターゲット」がしっかり考えられていれば、比較的考えやすい部分になるでしょう。
最適な手段で広報する
目的が明確化したら、最適な広報手段を選びます。
下記に並べたように、広報には多くのツールがあります。
- Webサイト
- 動画
- パンフレット
- ポスター
- チラシ
- 看板
- ノベルティー
- イベント出展
- などなど
コストや手間の面からもさまざまな選択肢が考えられ、目的の達成のためには、複数の広報ツールを同時に利用する必要もあるため、ここはプロに相談することをおすすめします。
そうして、目的・広報ツールが決まったら、実際の制作物を仕上げていきます。
内製という手段もありますが、ここもプロに任せたほうが安心です。
目的達成のためには、適したライティング・デザイン・運用をする必要があるためです。
おわりに
今回は、広報の具体的な取り組み方について説明しました。
結果の出る広報のためには、「目的を明確にし、その目的に最適な手段で広報する」ことが重要なのです。
しかしながら日々の業務に忙しく、今回説明したようなことをじっくりと考えるのは、なかなか難しいという方もいるでしょう。
他にも「ゴールは決まっているんだけど、ターゲットを絞るのが難しい…」などなど各医療機関で、抱えている課題は様々かと思います。
弊社ではそんな医療機関の皆さまに向けて、広報の企画から制作にいたるまで一貫したサポートを行っております。
広報に関するお悩みなどありましたら、どんなに小さなことでも構いません。ぜひご相談ください。
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